中学受験専門塾として誕生したこのNext Ageは、塾生、保護者の皆様、地域の方からのあたたかいご支援のもと、今年で創立12周年目を迎えました。心より御礼申し上げます。
開校当初は週4日の授業体制や、平日17時から21時まで行う指導時間に対し、多くの批判を受けました。しかし、私たちは、子どもたちが自主的に学習する姿勢を身につけるためには、学習量の多さは必要不可欠なものと考え、より専門的な知識を子どもたちに教授して参りました。その結果、子どもたちの知的好奇心は高まり、自ら学ぼうとする姿勢が養われ、中学受験をやり遂げる原動力となりました。
ご家族、学校の先生、友だち、塾講師、そのほか多くのサポートのもと、中学受験をやり遂げた子どもたちは、最後に必ず感謝の言葉を口にします。12歳の小学生が中学受験を乗り越え、身をもって会得したこの感謝の心こそ、その後の職業観を大きく変えるものではないでしょうか。自らが身につけた能力を「何のために」「誰のために」使うのか、自分のためだけでなく、地域、社会に貢献するために使いたいと考える人間に育ってほしいと考えます。
卒塾生の進学先から「挨拶がしっかりできる」「学業に取り組む姿勢が素晴らしい」「協調性が高い」など、たくさんの賛辞をいただきます。また卒塾生の多くは大学進学の報告の際、「Next Ageで学んだことで、人生の目標が持てた」と言ってくれます。
子どもたちにとって、中学受験は大変なものです。しかし、中学受験を最後までやり遂げることで身についた「努力の大切さ」「忍耐力」そして「感謝の心」は子どもたちの生きる力になると確信しています。
今後も初心を忘れず、この三重県の教育水準向上の一助となるような教育を目指し、精進していきたいと思います。今後ともNext Ageをどうぞよろしくお願い申し上げます。
膨大な量の受験勉強は、子どもにとって大きな困難となります。しかし、最後の最後まで諦めずにやり遂げることが出来た人は、必ず精神力、忍耐力が身につくでしょう。さらに、達成したことに対する自信が、今後の人生を支える大きな経験となることは言うまでもありません。受験を通して、たくましく生きていく力を身につけて欲しいと願います。
受験は決して、ひとりで出来るものではありません。そこには、陰で見守りながら支えてくれる多くの存在があります。家族はもちろん、先生、そして友だちにも感謝する心を持って欲しいと願います。高い学力を身に付けていくことは、自分の幸せのためだけのものではありません。自分の周りの人や地域社会の多くの人に貢献するためのものであって欲しいと願います。
進学教室Next Age代表 森川建志