「子どもの話を聴く」「褒める」
2010.08.01堀内コラム「堀内道場」
前号の道場で紹介した「子どもの話を聴く」「褒める」の2点は実行できていますか?なかなか難しいですよね。我が家は子どもたちがまだ幼いので、「褒める」ことに関しては親も照れずに実行できています。しかし、「子どもの話を聴く」の方は思っているより難しいです。大人と違い、子どもは自分が話したいと思ったときにしゃべります。まだこちらが聴く準備が整っていなくてもお構いなしです。先日も、遊園地からの帰宅途中に長男から「もういいわ!」と言われました。遊園地の楽しかったことを、イメージという表現を使い話してくれていたのですが、どうやら私の相槌が悪かったようです。
今、子どもたちは夏期講習に一生懸命取り組んでいます。その子なりの努力や頑張りをしています。どうしても勉強をやっていない時間ばかりを気にしてしまいがちですが、元気が出る声がけをお願いします。「頑張れ!」もいいですが、「頑張っているね」と認めた褒め方で応援してあげてください。
すぐに結果が出せずあせっている子もいます。成長は上に伸びるだけではありません。今は青竹のように、地下に根をはりめぐらしている時期かもしれません。夏期講習というものがしっかりとした土台を築き、9月からぐっと伸びるための期間であると思います。