受けつがれる思い
2014.12.30杉浦コラム「fifty-fifty」
2014年もあとわずか。清水寺で発表される『今年の漢字』予想は見事に外しましたが(結果には全く共感できないのですが・・・・・・)、入試問題で一つでも当ててやろうと気持ちを切り替え、授業に臨む日々です。年末年始は、帰郷や家庭の事情でなかなか学習時間が確保しにくい面もあると思いますが、一年の学習サイクルの中で重要な期間の一つです。体調管理に留意しながら(受験生は言うまでもないのですが)、4・5年生も家庭学習にしっかりと取り組んでほしいと思います。
さて、今年もNextの卒塾生たちが受験生の応援に来てくれました。進学先の学校がちがっても、連絡を取り合って来てくれたことに深く感謝したいと思います。受験生にとっては北野天満宮の祈祷と同じ、いや、それ以上に励みになることでしょう。彼らは自分たちが受験生だった昨年、その前の学年の先輩たちから同じように激励を受け、その感謝の気持ちを今度は後輩にお返ししようと、自らこの企画を立ててくれたのです。私は卒塾していく生徒たちに対し、『あなたたちがNext生であることの真価を発揮するのはこれから』と、メッセージを送っています。彼らの成長した姿と後輩への思いは、生徒たちだけでなく、講師にも大きな力を与えてくれるものでした。
受けつがれるNextの系譜。彼らの思いを受け止め、受験本番に向けラストスパートです。