講師コラム

新年度がスタートしました

2018.02.10

試験会場に向かう子どもたちのカバンの中身やその重さをご存知ですか。受験票や筆記用具は当然ですが、重量の90%を占めているものはテキストです。休憩時間に、持参したテキスト類すべてに目を通すなんてことはできません。では何のために?前日の夜、持ち物を確認するときに、明日の不安が頭をよぎります。その不安を1つ1つ打ち消すかのように、今まで使ってきたNext Ageのテキストや授業のノートをカバンの中に詰め込むのです。本当のお守りになります。中には、解き直しノートや特訓・合宿のプリントまで詰め込んでいる人もいます。重すぎるカバンに肩を痛めるのではと親は心配です。しかし、そのずっしりとした重さが、受験生にとっては今までやってきた証であり、安心感になるのです。その背負った重みには意味があるのです。

力が伸びるかどうかはひとりになったときの時間をどう過ごすかで決まります。授業で習っているときに伸びるのではなく、家や自習室で復習をしているときに力がついて伸びるのです。自分の力だけで解けるようになることが大切です。今年1年も、子どもたちが復習したくなるような、力がつくような授業を実践していきます。

保護者の皆様には、お弁当の用意や送迎をありがとうございます。今年度もご協力よろしくお願いいたします。