決意
2012.08.02杉浦コラム「fifty-fifty」
「オリンピックは参加することに意義があるといわれるが、やはり勝たなければ意味がないと私は思う」。高校3年生の時、英語に直せという問題であまりにも苦労したのでよく覚えているフレーズです。
ロンドンオリンピックが始まりましたが、近年は昔にくらべてメダルの数をやたら気にする(期待する)報道が多いなと思っています。選手の人たちも「日の丸を背負って」とか、「いちばんいい色のメダルを」と、4年に1度の大会にかける決意を見せてくれていますが、個人的にはメダルの色や数よりも、選手のみなさんが満足できる結果を残してくれることを祈っています。
さて、みなさんも学習において、一年で一番大切な時期をむかえています。それぞれが、この夏にかける決意(=目標)をしめし、努力を続けて欲しいと思います。8月の全中模試の偏差値でもいいし、小テストの満点回数でもいいでしょう。
ただし、次の2点は絶対に忘れないでください。
①「今」が、一年で一番がんばる時期。今、やらないでいつやる!
②目標達成までの最大の敵は「自分の怠け心」であるいうこと。
オリンピックの選手たちも厳しいトレーニングで自分を鍛え、自分に打ち克って本番に挑んでいます。みなさんは、決意し、行動した上で、8月の終わりに自分に何色のメダルを与えてあげられるのでしょうか。『合格は逃げない、逃げるのはいつも自分』です。