運命の出会い
2015.06.06堀内コラム「堀内道場」
―もっと速読の力が欲しい―
気が早いですが、私の七夕の願い有力候補の一つです。先日、図書館探検隊に参加したときに、私の数ある願望の中からその願いがナンバー1候補に名乗りを上げました。
三重県立図書館にある本の数は、なんと約85万冊、一日1冊読んだとしてもおよそ2300年かかるそうです。積み上げていけば、富士山の約2.5倍以上の高さになるそうです。その中で出会える本はごくわずかです。出会えていない素晴らしい本がまだあると思うとワクワクし、今までに出会った作品には運命を感じます。
最近読んだ本の中に東京大学の数学入試問題を小学生用にアレンジしたものがありました。家族で一緒に考えてみてください。
「周りの長さが100cmの円があります。この円が、1回分れつすると、半径が半分に、数は2倍に増えます。10回分れつしたとき、分れつしてできた円の周りの長さの合計は何cmですか。」
どうですか?試行錯誤して考えてみてくださいね。分れつした円の数は、1→2→4→8→・・・とすすみ1024個となりますね。中学生以上であれば、2を10回かけて計算しますね。次は分れつしてできた1024個の円の周りの長さの合計です。半径は〇〇cmで、円周は・・・としてもいいですが、何個に分れつしても!?
探検隊の一員として一緒に参加した次男は、本と運命的な出会いを楽しむよりも、ボランティアの方の後について、巨大迷路気分で地下の閉架書庫を探検する方が楽しかったようでした。